イタリアオリーブオイル生活

イタリア農家に嫁いで3年。オリーブオイル鑑定士を目指しています。 収穫に携わるうちにオリーブオイルをより深く理解したいと、イタリアプロフェッショナルオイル鑑定士のコースを受講。適正テストに合格しました!

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ORSARA (オルサーラ)と過疎対策

この前のハーブの授業の生徒さんで、ORSARAという街の子にあった。
FOGGIA県のアペニン山脈にある。
25日の日曜日は恒例のワイン祭りをやってるので「おいでよ」と言われた。

さっそく日曜日行ってみた。
ちょうどマリートもそこで会議が。
プーリアにある中小の街の評価と観光戦略についてらしい。
マリートの同僚の車に乗せて頂いて、ORSARAへ。
さすがに、FOGGIAからちょっと遠いし、アペニン山脈は険しい。
道の表示すらなく山道を迷い迷って、ORSARAという街に到着。
前回紹介した街BOVINOみたいで、かわいらしい古いイタリアの町並みがそのまま残っている山村。まだ修復もおぼつかないけど、それがかえって歴史の重みを感じる。

ここは、日本でも山間部の村にありがちな過疎化が深刻だ。
働き盛りの若者は、みんな出て行ってしまって、あと3人しか残っていないという。
話をした若者も、村を出ることを検討中だとか。
自然豊かで美しい風格のある街だが人口の流出を食い止める手立てがないようだ。
授業で友達になった彼女に街を紹介してもらった。
大学を出たら、街を出ないといけないことが、非常に辛いという。
生まれ育った街だし親と離れるのも辛い。考えると涙が止まらなくなるとか。
それほどこの街に愛着があるそうだ。

ワイン祭りは、夕方から始まった。
6ユーロでワインのグラスと試飲試食券が入っているポシェットがもらえる。
街を散策しながら、各所に設けたテーブルのところで1から6の番号のチケットと交換に地元のワインと特産品を味わうことができる。なかなかすばらしい企画だ。
チーズカチョカバーロや、パンコットという料理、サラミ、手打ちパスタ、羊のレバーの煮込みなど試食。お料理は、どれも都会のレストランっでは食べられな鮮度の高さと風味があった。
カチョカバーロは、ミルクの味がすごくして、やわらかくて、こんなのは食べたことがない!
ワインもさっぱりフルーティでおいしかった。いちごの香りのするワインも。
音楽もあり、村人が皆集まって、夜遅くまでお祭りを盛り上げていた。

ここでは年中お祭りをやって、FOGGIAの街の人を呼んでくるみたいだ。
なかなかがんばっている。この日ここで偶然家の隣の人にも会った。
ワイン祭りで飲んだワインは、翌日頭痛にもならず、ほんとうにいいワインだった。
いつか日本人観光客も呼べるようにならないだろうか。
日本人観光客が来ることが、街の評価UPにつながること間違いない。

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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

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