イタリアオリーブオイル生活

イタリア農家に嫁いで3年。オリーブオイル鑑定士を目指しています。 収穫に携わるうちにオリーブオイルをより深く理解したいと、イタリアプロフェッショナルオイル鑑定士のコースを受講。適正テストに合格しました!

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Monovarietali(単一品種)のオリーブオイルについて

先日新宿伊勢丹で、マルケ州の「単一品種」オリーブオイルを見つけたので、
単一品種について、マリート(夫=農学博士)に聞いてみました。

「単一品種」のオリーブオイルとは、一つの品種のオリーブから絞られたオリーブオイルのことで、近年イタリアでひとつの動きとなっています。
オリーブオイルは、通常何種類かの品種がブレンドされています。
専門のブレンダーがいて、味のバランスを見ながらブレンドしていくのです。
オリーブの樹は、異なる品種が隣合わせになっていて(中部イタリアの場合)ひとつの品種の樹を選んで収穫することはとても難しいことで、農家はあまりやりたがらない方法です。

最近イタリアで、この「単一品種」がひとつの動きとして出てきた背景には、珍しい品種の希少価値を大切にしようという意図があります。
また品種のもつ個性を味わいたいという消費者の要望から、ブレンドせずにひとつの品種でオリーブオイルを作ろうという流れが出てきたのです。
大変手間がかかることと、またマルケ州においては1ヘクタール当りの収穫量が一番低いこと、そして希少性の高い品種が数多くあることで、価格はどうしても高いものになります。
そのような背景を知った上で「単一品種」のオリーブオイルを味わうとまた味わいが変わってきますね。

このような動きは「古代小麦」や「ワイン」にも見られるもので、珍しい品種を絶滅させないように守っていきたいという専門家の想いがこめられているのです。

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