イタリアオリーブオイル生活

イタリア農家に嫁いで3年。オリーブオイル鑑定士を目指しています。 収穫に携わるうちにオリーブオイルをより深く理解したいと、イタリアプロフェッショナルオイル鑑定士のコースを受講。適正テストに合格しました!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

オリーブオイルとの出会い その2

イタリア人のお宅に招かれた時のこと。
パスタが茹で上がってお皿に取り分けた後、彼はおもむろにオリーブオイルを取り出し、パスタの上にドドッと振りかけました。
「あー、そんなに油をかけちゃって!外国の人って油っぽいものがホントに好きなのね」
と半ばあきれ顔で見ていた私に「君は?」と聞かれたので、そのときは「ノー」と断りました。

その頃はオリーブオイルもただの油で、胃もたれしそうというイメージしかありませんでした。
あとでわかったことですが、オリーブオイルは赤ちゃんが飲むおっぱいと同じくらい、消化吸収しやすいもので、とても胃に優しいものなのです。

その時は断りましたが、後日パスタを作ったときにおそるおそるまねしてみたら、全然油っぽくないどころか、とても風味がよくなって、パスタのソースの絡みがよくなったのです。
それからは、パスタの仕上げにはオリーブオイルが決まりになりました。
でも当時オリーブオイルのことを知らない私は、オリーブオイルなら何でも良いと思っていたので、今から思えばあまりいいオリーブオイルを使っていなかったですね。
スポンサーサイト

ドレッシングはもう要らない

さかのぼること9年前。
マリートの美味しいオリーブオイルに出会ってから、ドレッシングの棚を素通りするようになった。
いつもはスーパーの棚に並ぶドレッシングから色々選んでいたのに。
今まではサラダ油と同じように野菜炒めやチャーハンに使っていた単なる調理用の油と思っていたオリーブオイルは、加熱せずに食べられるものだったんだ。
今から思えば「オリーブオイルよ、ゴメンナサイ」っていう感じ。
本当にオリーブオイルに対してあまりにも無知だった。

オリーブオイルとの出会い その1

オリーブオイルとの出会いは、マリートの実家で取れたオリーブオイルから始まった。
それはさかのぼること9年前。マリート(その時はまだ結婚していなかったけど)にお土産にもらったオリーブオイル。なんと自家製!
今はビックリしないけど、マリートの家はオリーブオイルに限らず、ワイン、野菜、サラミやソーセージもすべて自家製なんです。
食べることが大好きな同じく関西人の友達の家に持っていくと、家族中が「なんや、これー!」とビックリ。初めて経験する若草の香りに皆ウットリ。
「オリーブオイルってこんなに美味しいんだ」と初めてオリーブオイルを意識したのはこの時でした。

オリーブオイル鑑定士の役割

イタリアをはじめとする国際オリーブオイル協会(IOOC)加盟国では、当協会の規定のもと、プロの鑑定士がオリーブオイルを評価します。
この評価とは、オリーブオイルの欠点と特性を評価するもので、鑑定を行う際は部屋の温度や湿度など様々な条件が決められています。
また1人の鑑定士の意見に偏らないよう、評価は常に最低8人で行われます。

これは特定の商品の善し悪しを決めるという目的ではなく、生産者、流通業者、消費者といったオリーブオイルに関わるいずれの立場にとっても有益なことなのです。
なぜならオリーブオイルというものは、収穫した後の処理、流通段階や保管条件によって質が変わってしまうデリケートものだからです。
農家の大変な収穫作業を経ても、その後の搾油までの時間や搾油方法によって、品質に影響が出ます。
鑑定士の役割は、収穫されたオリーブオイルがすべての段階においてベストな状態であるかを、公平な立場で判断し、品質の向上に貢献することなのです。

私もはじめは「オリーブオイルは美味しいければいいじゃないの!」と軽く考えてたフシがありました。
でもイタリアでプロの鑑定士のお話を聞いていると、彼らにとってオリーブオイルの選択は、その人の健康を左右するくらいの大切なことで、とても使命感をもって取り組んでいる仕事であるということを実感したのです。
私も日本で彼らの教えをできるだけ広めたいと思って、このブログを始めました。
健康効果についても色々ご紹介できればと思います。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。